レッスン前後の行動が集客力を左右することはご存知ですか?

そんなの気にしたことないよ。
だいたいのヨガ&フィットネスインストラクターの先生はこういう方は多いのではないでしょうか?
・レッスンが始まるギリギリの時間で来る
・レッスンが終わったらさっさと帰る
実はレッスンの中身がたいしたことが無くても、レッスン前後の対応である程度集客ができることもあります。
【集客が上がるレッスン前の4つの対応】
・スタジオに早く着く
・スタジオにいるお客様の体調を聞く
・ジムエリアやフロントなどにいるお客様に声かけをする
・館内放送をかける
【集客が上がるレッスン後の2つの対応】
・褒めてあげる
・ジムエリアやラウンジにも残っている人にも声かけ

今回はフィットネスジムの元正社員で人気あるインストラクターを見てきて、自身もレッスン前後の対応で集客できた経験から解説したいとレッスン前後の対応について解説したいと思います。
ヨガ&フィットネスインストラクターがやるべき集客力が上がるレッスン前の対応
ヨガ&フィットネスインストラクターとしてレッスンを行う前にやった方がいいことを4つ紹介します。
・スタジオに早く着く
・スタジオにいるお客様の体調を聞く
・ジムエリアやフロントなどにいるお客様に声かけをする
・館内放送をかける
それぞれの項目ごとに解説します。
スタジオに早く着く
レッスンが始まる最低20分以上前に来て着替えも済ませておき、レッスンを行うスタジオに早めに行きます。

早めにスタジオに入ったら3つチェックします。
【スタジオに入ったらチェックすること】
・スタジオの温度
ホットスタジオならちゃんと暖まっているか?アクティブ系レッスンなら暑くなる可能性があるので冷房が効いているかなど
・スタジオの照明
ヨガなどのリラックス系は薄暗くする・アクティブ系なら明るくするなど
・音楽の大きさがちょうどいいか?
広めのスタジオならマイク音量もチェック
お客様がスタジオに入る前にすべて済ませてから、出迎えます。

よくお客様がスタジオに入ってからやるインストラクターの方も多いですが、慌てて見えるし、お客様とコミュニケーション取れないことも…

耳が痛い…
スタジオにいるお客様の体調を聞く
ある程度お客様がスタジオに入ったらスタジオにいるお客様の体調を聞きます。

スタジオに来るお客様は意外とコミュニケーション取りたい人が多いので話しかけられると喜ぶことも。
ちなみに、上級テクニックですが、ほぐしたいところ・鍛えたいところも聞いてアドリブで入れると喜ばれることも。

ズンバやダンスなどフリが決まっているものは難しいので、無理してやらなくても大丈夫です。
ジムエリアやフロントなどにいるお客様に声かけをする
レッスン前にスタジオに入る人が少なければ、声かけして勧誘します。

勧誘って嫌だなぁ
そう感じる方も多いですが、意外とお客様はスタジオスケジュールを把握していません。

某大手フィットネスジムで学んだやり方ですが、下記の方法で声かけすることをオススメします。
【声かけの方法】
1.まず、お客様のこれからやろうとしていることを聞く。
例えば…「今日は何をやりますか?(もしくは今何をやっていますか?今これをやっているのですね?)」的な感じで聞く
↓
2.次にお客様をレッスンに勧誘してみる。
例えばお客様から「◯◯やります(◯◯やっています)」と返ってきたら「これから◯時(レッスンスタート時間)にレッスンをやりますので受けてみませんか?」と勧誘し、「お客様は◯◯やっているので◯◯を鍛える効果があってぴったりだと思います」と最初に聞いたことを参考にお客様に合わせて受けたくなるように話してみます。
↓
例えばこれからヨガのレッスンがあって、お客様がマシンで身体を鍛えると言っていたら…
「マシンで身体鍛える前にヨガを行うと柔軟性が高まりケガ防止に繋がるので、お客様にいいかと思います」

だいたいは断られます。

でしょうね。だから声かけは嫌なのよ!
断られた後でも次に繋げるための声かけがあります。
3.断られた時は逃げ道を作ってみる
例えば「一回受けてみて、無理そうであれば途中で抜けて大丈夫です」と言ってみます。
↓
4.それでもダメそうなら次に繋げてみる
「毎週◯曜日◯時にやっているのでまた是非」という感じで来週来てもらえるようにしてみる

実際にこれをやったら次週来てくれた方も。
ただし、毎回勧誘すると嫌がられるので、「今日は寒かったですね」と雑談するとそのうち参加してくれることも。
館内放送をかける
大きいフィットネスジムなどには実は館内放送がかけることができます。

レッスンが始まる前に館内放送をかけると来てもらえることも。
テンプレートを用意しているところもありますが、用意していなかったら下記を参考にして館内放送をかけてみてはいかがでしょうか?
【館内放送で声かけする方法】
・あいさつする
まずはあいさつと自分の名前を伝えます。
~例~
本日は○○ジム(今いるジム名)にお越し頂きありがとうございます。
インストラクターの○○です。
・時間と場所を伝える
スタート時間とスタジオの場所・レッスン名を伝えます(スタジオが二つあるところもあるため)
~例~
本日○時○分からBスタジオでリラックスヨガをスタートします。
・レッスンの特徴を伝える
短く簡単にレッスンでやること・効果などの特徴を伝えます(長いと聞かれない可能性があるので)
~例~
リラックスヨガはゆったりとした動作で呼吸を繰り返し、自律神経の安定や柔軟性を高める効果があります。
・締めのあいさつ
最後のあいさつで締めます。
※繰り返し申し上げますといってリピートしても大丈夫です。
~例~
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
ヨガ&フィットネスインストラクターがやるべき集客力が上がるレッスン後の対応
レッスンが終わったらすぐ帰るのではなく、時間が許す限り、お客様とコミュニケーション取ることをオススメします。

このコミュニケーションが次のレッスンへの集客に繋がります。
お客様とのレッスン後のコミュニケーションは褒めてあげること・ジムエリアやラウンジなどに残っている人にも声かけすることになります。
褒めてあげる
レッスンが終わって見送り中、初参加・慣れてない方を中心に声かけします。

大手ジムだと集まる人数も多く、全員に声かけは難しいため、初参加・慣れてない方をフォローとして声かけすることをオススメします。
ただ、声かけで多い「どうでしたか?」はオススメしません!
日本人の習性上、「どうでしたか?」は反射的に「大丈夫でした」「良かったです」と言ってしまいます。
(本音は難しい・もう嫌だと思っていても)

今まで「どうでしたか?」と言っていたけど、じゃあどう声かけすればいいの?
それは良かったところを褒めて上げるところです。
レッスン中、お客様全体見渡し、何ができていたか?どこがたどたどしかったなどを観察します。
初参加・慣れてない人はそれが顕著に出ます。

それを伝えると自分のことを見てくれていたとお客様の自己承認欲求を満たし、喜ばれます。
集客力高いヨガ&フィットネスインストラクターには観察力が付き物というのはこういうフォローの部分で出てきます。
ジムエリアやラウンジにも残っている人にも声かけ
レッスン参加して頂いたお客様はジムエリアや休憩するラウンジなどにいることもあります。

次のレッスンで難しい場合を除いて、ジムエリアやラウンジに残っているお客様に声かけすると次もレッスン参加してくれることも。
この場合は「どうでしたか?」でも大丈夫です。
ここまで前後に色々とやってもレッスン集客ができなかったら…
ここまで来てもフィットネスジムやヨガスタジオによっては集客できないこともあります。
原因は下記にあります。
・アイドルタイム(お客様自体がもともと少ない時間)にレッスンがあった
・レッスンがお客様のレベルに合ってない
・レッスンがお客様のニーズに合ってない
など
レッスンの時間・内容・レッスン名などを見直す必要があり!
レッスンの時間をお客様が集まりやすい時間にして頂いたり、レッスンの内容やレベルをお客様に合わせるようにしましょう!

レッスン名を変えると興味持ってもらえることも。
フィットネスジム&ヨガスタジオの責任者に相談すると意外と柔軟に対応してもらえるので、勇気を出して相談しましょう。
レッスンの内容作りならヨガインストラクター向けですが、シークエンスについての記事を読むことをオススメします↓
レッスン前後の対応でお客様を喜ばせましょう!
意外と誰も教えてくれないレッスン前後の対応。
合計6つのポイントを押さえると集客アップに繋がりやすくなります。
【集客が上がるレッスン前の4つの対応】
・スタジオに早く着く
・スタジオにいるお客様の体調を聞く
・ジムエリアやフロントなどにいるお客様に声かけをする
・館内放送をかける
【集客が上がるレッスン後の2つの対応】
・褒めてあげる
・ジムエリアやラウンジにも残っている人にも声かけ

レッスン前後の対応でお客様を喜ばせましょう!
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