リアルレッスンをやってると必ず巡り合うのがトラブルー。

予想外のトラブルが起きると頭が真っ白になるんだよね…
筆者が経験したレッスントラブルと対処した方法が下記になります。
・お客様の途中入場&退室
対策・今いるお客様を優先する
・音源を忘れてしまう
対策1・CDを借りる
対策2・スマートフォンで事前に音源をダウンロード
・マイクの電源が急に切れる
対策・途中まで地声で対処(休憩時に電池を取り換える)
・停電
対策・対処しようが無いのでスタッフに指示をあおってもらう
・お客様が倒れる
対策・RISE処置で対応
・お客様同士のけんか
対策・どちらの味方にならずただ話を聞く(その後、スタッフに報告)
・ホットスタジオなのに暖まらない!?
対策・汗をかくポーズにチェンジして対応&素直に謝る
今回はヨガ&フィットネス業界歴10年以上の筆者が実際に体験した時のトラブルを元にどのように解決したか解説します。

これを参考にして実際にトラブルが合った時に参考にして頂ければと思います。
インストラクターやってると巡り合うトラブル7選
トラブル1・お客様の途中入場&退室
お客様の途中入場&退室はインストラクターをやってるとあるあるなのではないでしょうか?

確かにレッスン始まってるのに途中で入ってくるとびっくりする…途中で退室されると何があったのか気になる…
対策・今いるお客様を優先する
お客様の途中入室&退室された場合は基本的にレッスンを続けること。
今スタジオにいるお客様が優先なので途中入室&退室される方には軽く会釈してそのままレッスンを続けて大丈夫です。

気になるようであれば、スタジオやジムによっては途中入室&退室はOKなのでルール確認することをベスト。
トラブル2・音源を忘れてしまう

私もヨガのレッスンの時にやってしまったことはあるけど、レッスンで使うCDや音源を忘れてしまうことありますよね。
音源はレッスンに取って大事なもの(特にエアロなどの音楽に合わせるものは忘れると慌ててしまいます)
対処法は下記2つ。
対策1・CDを借りる
プレコリオ系(流れと音楽が決まっているもの)でなければCDを借りるだけで解決できることもあります。
基本的にCDはどのジムにもあるので忘れた場合、貸してくれることが多いのでスタッフにCDがあるか聞くことをオススメします。
対策2・スマートフォンで事前に音源をダウンロード
レズミルズ・MOSSAなどのプレコリオ系はインストラクター用アプリがあるので音源がそこからダウンロードできることが多いです。
フィットネス系の音楽を販売しているBRAVO Groupではフィットネス&ヨガ系音楽再生アプリを出しています↓


余談ですが、ジムの正社員やっていた時、プレコリオ系をやってた先生がプレコリオの音源を忘れてしまって、PCをデッキに繋いで動画サイトで同じ音源を探してやったこともあります…

やろうと思えばいくらでも対処できるんだね…
トラブル3・マイクの電源が急に切れる

これ、私もよくある!エアロをやってると突然ブツッて切れる…
事前にマイクチェックすると音が小さかったり、バッテリーの明かりが暗くなってると電源が切れる予兆なので、電池を取り替えるとだいたい解決します。
が、マイクの種類によっては予兆もなく突然切れることも…
対策・途中まで地声で対処(休憩時に電池を取り換える)

筆者はちょっと辛いけど、休憩までは地声の状態で大声でレッスンしてました。
レッスンの水分補給休憩の時に電池を取り換え、対処しました。
トラブル4・停電

これはジムの正社員時代に起きたことで突然停電したことが二回起きたことも…

めったに起きないと思うけど、起きる可能性もあるよね…
一回目の停電はブレーカーを探してオンにして解決しました。
二回目はジムが入っているビル自体のブレーカーが落ちて、自分達では解決できませんでした。

その時、館内真っ暗で利用することも難しかったので、お客様に一人一人事情を説明して帰って頂きました。エレベーターも止まってるため、非常階段から帰ってもらったことも…
対策・対処しようが無いのでスタッフに指示をあおってもらう
ジムスタッフの時の体験談でしたが、インストラクターの先生の立場だとどうしようもできないので、スタッフに報告&指示をあおってもらう方がベストです。
トラブル5・お客様が倒れる

これは何回か起きていますが、いまだにテンパってしまいます。

私はまだ起きたことがないから怖い…
お客様が倒れるパターンは大まかに4つ。
・低血糖
ダイエットをやっている方に多く、食事を抜いてダイエットしている場合、糖分不足で体調不良になり、めまい・頭痛・最悪は倒れることもあります。
・熱中症
ホットスタジオ・夏などの暑い温度の環境で運動を行うと起きる可能性があります。けいれん・頭痛・めまいなどを引き起こすことも。
・脱水症状
体重から3~10%の水分が抜けると脱水症状が起きてしまう可能性があります。レッスンなどで運動して水分を取らないと起きてしまい、めまい・吐き気・手足の震えなど引き起こすことも。
・心筋梗塞
心臓を動かす筋肉に血液が届かなくなり、激しい胸に痛みを感じる病気です。よく高齢者の方がなる可能性があります。
他にもマシンやトレーニング器具の使い方を間違えたり・レッスン中に無理な動きしてケガして倒れる可能性などがあります。
対策・RISE処置で対応
お客様が倒れたら基本的にRISE処置というRest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)に沿って処置します。


熱中症・脱水症状の場合はスポーツドリンクを口に含ませて、水分や糖質補給することも。
お客様の前で倒れたお客様を休ませるわけにはいかないのでスタッフに報告してお客様の目の届かない場所に倒れたお客様を運んで休んでもらいましょう。
(ジムやヨガスタジオによってはレッスンを続行してもらう場合もあります)
トラブル6・お客様同士のけんか

たまにあるのがお客様同士のケンカ!いつ見ても困ります!
場所の取り合い・気に食わない・むかつくなどでお客様同士ケンカになる場合もあります。

うわー怖い。
対策・どちらの味方にならずただ話を聞く(その後、スタッフに報告)
まずはどちらかの味方になると厄介なので「そうなんですね~」とただ話を聞くことをオススメします。

自分では解決できないのでフィットネスジム&ヨガスタジオのスタッフに報告します。
(フィットネスジム&ヨガスタジオのルールに沿って、解決できることもあります)
トラブル7・ホットスタジオなのに暖まらない!?

ホットスタジオでヨガ・ピラティスを教えてた時、ホットスタジオなのに暖まらず寒いことがあったことも!

ホットスタジオで熱くないのはちょっと嫌かも…
おまけに温度計が壊れていたりして温度がわからない場合もありました。
対策・汗をかくポーズにチェンジして対応&素直に謝る
筆者が対策した方法は2つ。
・流れる動作系&強度を高いポーズにチェンジする
ヴィンヤサ・フローといった流れる動作は血流の流れを促進させてり、筋力を使う系のポーズは体温を上昇させる効果があるので、お客様のレベルに合わせながら調節すると、ホットスタジオと同じぐらい汗をかくことも。
・素直に機材故障だと伝える
機材の故障はスタッフに相談してから素直にレッスン前に謝罪することをオススメします。
(それでもいいやと参加してくださるお客様もいます)
インストラクターとしてトラブルは付き物なので冷静に対応しましょう!
トラブルは付き物なので、この記事で事前にトラブルを把握し、慌てずに冷静に対応しましょう。

それが難しかったりするけど、冷静になるのは大事!
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