
インドでのヨガ留学の授業は実際に国内や他の国と違うのかなぁ?
気になる方も多いのではないでしょうか?
インドヨガ留学での授業は下記のような感じでした。
・ポーズはキツイ!?・リラックスどころじゃない!?
・ポーズ以外は哲学・解剖学・瞑想やマントラ、それ以外にも鼻うがいも!?
・他の国の子はサボる、サボる、サボる!
・RYT200とRYT500の違いはエグさ!?
・テストはオール英語だった

今回はインドヨガ留学経験のある筆者がインドヨガ留学の実際の授業について解説します。
肝心のインドヨガ留学の授業はどんな感じなの?実体験から解説
ポーズはキツイ!?・リラックスどころじゃない!?
日本のヨガのイメージって皆さんはどんな感じですか?

きれい・ダイエット・身体が柔らかくなる・健康的なイメージ

そのイメージは間違ってはいないけどインドだと多少違います。
【インドのヨガは…】
・ポーズのポイントは日本のものとほぼ一緒
(ポーズを取る時の姿勢や効果などはほぼ一緒)
・癒し…というよりも体育会系
(無理しなくていいですよ、というよりもチャレンジしてみよう!という感じ)
・アジャスト(身体を触って修正すること)が痛いぐらい伸ばされる

アジア系のヨガ上級者の子なんてアジャスト時、身体ごと上に乗られて体重かけられたことも…


これ、日本でやったら怒られるやつじゃん!
そのせいか、軽い気持ちで来ていた他の国の子は数日で脱落し授業に来ない子も。

ポーズができなかったら軽減法や克服するための練習方法もたくさん教えてもらったので、それが日本に帰ってきてから指導に活かせる機会も多かったです。
ポーズ以外は哲学・解剖学・瞑想やマントラ、それ以外にも鼻うがいも!?
インドでのヨガはポーズだけでなく、生活そのものがヨガなのでポーズ以外もたくさん学びました。
例えば…
・ヨガ哲学
ヨーガスートラをベースにヨガの基本的な考えを学びました。
・瞑想
瞑想も座禅を組むタイプはもちろん、動く瞑想・音楽を聴いて行うもの、鬼ごっこやマイムマイムなど遊びながら行うものも行いました。
・マントラ
朝一にマントラをクラスのみんなで唱えて練習していました。
・呼吸法
片鼻呼吸法や喉を鳴らす蜂の呼吸といった10以上の呼吸法を練習しました。
・浄化法
毎朝、鼻うがい・半月ぐらい経ったらスートラネティと言う鼻から管みたいなものを通す浄化法もやりました。
※他にも解剖学やアーユルヴェーダなども勉強しました。

鼻から管!?引くわ!!
日本人はもちろん、他の国の人でも拒否反応を示す人も(筆者はやりました、汗)

ごはんもサットヴァフードという、お肉やお魚を使わない純粋な食べ物が寮が出ていたため、食べ物からヨガをやっている感じでした。

まさに勉強やポーズ練習している時からも生活からヨガを体感できました。
他の国の子はサボる、サボる、サボる!
生活環境の違いか、自国のヨガのイメージと違うのか、他の国のクラスメイト達はサボる子が非常に多かったです。

授業は最初20人ぐらいいたのが最後10人ぐらいに…

そんなに減るの!?
国によってはサボってもテストの成績さえよければそれでいいという文化もあるそうです。

日本じゃありえない…
実際に授業を2/3サボっていた人でも資格を取れていたという真面目に授業を出ていた人に取っては腹正しいことも…
そんな他の国とのギャップを楽しむのもインドヨガ留学の魅力なのかもしれません。
RYT200とRYT500の違いはエグさ!?
韓国のクラスメイトにRYT500はポーズはさらにテクニックが必要になるから大変だよーって言われました。

インドの場合はテクニックというよりも、エグさが際立った印象でした。

エグいってどんな感じなの?
【RYT200とRYT500の違い】
※呼吸法や瞑想はRYT200のものと共通でした
・上級ポーズ
上級者向けのアクロバティックなポーズの練習とできなければそれを克服する練習方法やアジャストなどを学びました(最終試験は英語での指導)
・解剖学・哲学もマニアックなものに
筋肉だけではなく内臓や脳器官なども、哲学に関してはやバガバッドギーターやハタヨガプラディピカなどをマニアックにやりました。
・浄化法
今までの鼻うがいやスートラネティはもちろん、ドーティと言う胃が空っぽの状態で塩水を2リットルぐらい飲み、それを一気に吐き出す浄化法をやりました。

塩水を2リットルも!?やりたくない!!!!!!

これを最後まで残ったクラスメイトのスペイン人とシンガポール人の三人で朝早くから一緒にやりました。ガンジス川向きに塩水を吐き出したのはいい思い出…
…と、いった感じで日本では絶対やらないようなヨガマニアもびっくりなことをしました。
テストはオール英語だった
テストは英語で問題が出され、英語で答えてました。

RYT200の時、英語に馴染みのない日本人の私にとっては苦労しました。
RYT500の時は英語に完全に慣れていたことと、先生達も下手な英語を見逃してくれるということがわかっていたので(要は伝われば問題ないということで)普通に合格してRYT500をゲットできました。

選ぶコースによっては日本語でテストが出ることもあるので事前に確認しておくことをオススメ。
筆者の個人的なインドヨガ留学の感想
本場ヨガを学ぶというより体験しに行った感じ
言葉の壁もあり、理解できないところはありました(海外留学歴のある方でも用語で戸惑うとのことでした)

ただ、日本では教えてくれないような瞑想・浄化法・哲学などをありとあらゆることを体験させていただき、ヨガを学ぶというよりも実際にヨガを生活に取り込み体験をするという印象でした。
日本では活かせないところもあるかと…
もし、日本でそのまま教えるとしたらポーズのアジャストの強さ・日本人がそもそも哲学や浄化法を求めていない傾向があることから日本では活かせない可能性はあります。
こういった方にインドヨガ留学はオススメ

筆者的にはヨガヲタクと自負できる方・異国の文化を知りたい方・ヨガインストラクターとしてある程度経験を積んでいる方がインドヨガ留学をオススメする人
ヨガヲタクと自負できる方
筆者みたいにヨガが好き過ぎてポーズだけでなく、瞑想や哲学書を買い漁るようなヨガヲタクにはインドでのヨガ留学はオススメです。

本屋に行ったらヨガのマニアックな本がいっぱいあって興奮しました。
ヨガの聖地・リシケシはきっと例えるならアイドルヲタクがアイドルの出身地などの聖地巡礼しているぐらい気分が上がると思います。
異国の文化を知りたい方
インドと日本は180度違うところがあるので異国の文化を学ぶ&体感したい方にはオススメです。

もしかすると違う国のお友達が増えることも…
違う国の友達を作りたい方はFB・インスタグラムなどのSNSアカウントを持っておくことをオススメします(実際に交換して連絡を取り合うことが多いので)
ヨガインストラクターとしてある程度経験を積んでいる方
ヨガインストラクターとして数年ぐらいキャリアを積んでいる方にもオススメです。
【理由】
自身のブランディングやヨガインストラクターとして説得力を増すことも
知識をアップデートできる
お客様に語れる話ができる
など

ヨガ初心者がいきなり行くと衛生面・文化とのギャップでヨガの勉強所じゃなくなる可能性も…
このインドヨガ留学体験談を参考にして行くかどうかを決めましょう!
日本とのギャップや今回のインドヨガ留学の記事を参考に実際にインドヨガ留学に行くかどうか参考にしながら決めましょう!
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