来年、コロナもほどほどに収まり、ヨガで海外留学をしようと考えている方はいませんか?

ということで実際にインドでヨガ留学したことのある巡先生にどうだったか聞きたい!
結論、めちゃめちゃ濃いインドヨガ留学だったため、下記にわけて解説したいと思います。
・日本とのギャップ
(今回はここを解説)
・授業の中身
・アーユルヴェーダ体験

今回は日本とのギャップについて解説します。ヨガインストラクター資格を本場インドで取りたい方へ参考になればうれしいです。
何でインドヨガ留学をしようと思ったのか?
筆者がインドヨガ留学を決めた理由は二つ。
「本場インドでヨガを学びたかった」ということと「RYT200が必要になるから」です。
本場インドでヨガを学びたかったから
自分が純粋にインストラクターをやる前に好きだった先生からの勧めもあり、本場インドでヨガを学びたかったこともありました。
現代のヨガはポーズメインになっていますが、好きだったヨガの先生がインドのヨガは生活そのものだからという話を聞いていたからです。
現在はフィットネスクラブで働いていた関係でポーズメインのヨガばかり指導していますが、筆者自体は瞑想もマントラ・ヨガ哲学も大好きなぐらいヨガ好きを通り越してヨガヲタク。

ヲタクなら日本のヲタク聖地・秋葉原に行くようにヨガの聖地・インドリシケシに行ってみたかったと思ったからです。
ヨガヲタクのせいか、インド・リシケシの本屋にヨガの解剖学・ジャンル別・マニアックな哲学書が並んでおり、興奮したのは覚えています、苦笑
会社員→フリーランスになるため、RYT200が必要だったため
会社員を辞めてフリーランスになるため、全米ヨガアライアンス(以下・RYT200)が必要になります。

せっかくなのでインドでRYT200はもちろん、上級資格であるRYT500も一気に取得しようと考えていました。
RYT200を取るメリットは2つ。
・仕事が増える
・お客様からの信頼が厚くなる

フリーランスで会社からの保証もまったく無くなり、自分で仕事を取ってこなくてはいけないため、今後を考えてインドで一気に取ろうと考えていました。
インドヨガ留学ならではの日本とインドのギャップ

インドは日本と全く違う国で、いろんな意味でギャップにまずは驚きました。

どんなギャップなの?
筆者が感じたギャップは8つ。
・交通面が恐ろしかった
・味のバリエーションもすごい!
・停電がしょっちゅうあった
・衛生面がすこぶる悪い
・治安がいいところと悪いところの差が激しい
・やけに祈る場面に出くわす
・選挙活動がすごかった
・ヨガのグル〇〇に手を出していた…
それぞれここから解説します。
ギャップ1・交通面が恐ろしかった
一番びっくりしたのが交通面。

日本との違いは下記の通り、
スピードがすごい
田舎になると信号がなく人が通っていても止まらない
(信号があっても無視する人も)
普通に人が通る
車が人スレスレで通る
など

日本の交通ルールは歩きスマホができるほど安全な国だと実感しました。
インドで道を歩くときは近くに車が無いかを確認し、歩きスマホをしないよう常に周りを伺って歩くことをオススメします。
ギャップ2・味のバリエーションもすごい!

インドだと三食カレーでしかも辛くて大丈夫なの?

インドは三食カレーで飽きるイメージはありますが、意外と色々な食事があり、食事面では飽きませんでした。
カレーも味が変わる
(ちょい辛めはもちろん、甘目・優しいものもあります。もちろん辛いのが苦手な人用もあるので大丈夫でした)
イタリアン・中華・韓国・ドイツなどの様々な多国籍料理があった
(カレーに飽きたら他の国の料理のレストランもあるため、飽きなかった)
屋台料理も充実していた
など

ただ、ヨガの勉強していたアシュラムの寮はさすがに三食カレーだったのでおいしかったけど飽きたことも。

美味しくても三食カレーはちょっと…
飽きた時はたまに外食してリフレッシュすることもオススメです。
ギャップ3・停電がしょっちゅうあった
筆者はヨガの聖地・リシケシに行く前はグルガオンという大都市に前泊していました。

IT系の会社が多い地域とのことでしたが、停電がしょっちゅうありました。

何ですって?IT企業がたくさんある街なのに?
グルガオンはもちろん、リシケシでもしょっちゅう停電もあったため、wifiもしょっちゅう切れてインターネットが使えなくなるトラブルも何度もありました。

授業の時にプロジェクター使ってたけど、停電のため、途中で手書きで授業していたことも。

何のためのプロジェクターなの…?
なので、夜もたまに停電になるため、スマートフォンのアプリに懐中電灯は常に入れておくことをオススメします(本当に真っ暗になるので…)
ギャップ4・衛生面がすこぶる悪い
超有名な話ですが、インドは衛生面がすこぶる悪く、慣れていない日本人はお腹をくだすこともあります。
【例】
水道水が飲めない
(要加熱。インド人でも果物を洗う時はミネラルウォーターを使う人も)
牛のふんが道に普通に落ちている
チャイ屋に虫がたかる
最悪は道にゴミ捨てるインド人もいる
など

慣れてしまうと何にも感じなくなるけどね。

慣れるんかい!?
これは事実で、インドの衛生面に慣れてしまった方が逆にやりやすかったです。
ギャップ5・治安がいいところと悪いところの差が激しい
最初にいたグルガオンと留学先のリシケシは何事も無く無事に終わりました。

デリーへとインド最終日に観光に行きましたが、何回も騙されかけました。
【例えば…】
・スマホで地図を見ているだけで話しかけられる
(地元の人じゃないんだと思われるので)
・「案内するよ」と言われ断っても付きまとわれる
(ハッキリ言わないとしつこい)
・リキシャに乗ったら怪しげな観光案内所に連れていかれる
(頼んでもいないのに)
・ぼったくりチャイ屋に連れていかれる
(リシケシでは観光用チャイが日本で300円ぐらいのところ、そこは安くて900円だった)
など

よく無事でいたね…
基本は知らない人に付いていかないようにすることがぼったくりに合わないポイントになります。
インドだとリキシャやUberタクシーなどの移動アプリが充実しているので、安全に移動したいなら利用するとぼったくりに合う可能性が少なくなります(値段も明確というメリットもあり)
ギャップ6・やけに祈る場面に出くわす
インド・リシケシはヨガだけでなく、ヒンドゥー教の聖地。
朝や夜になると祈りの儀式を行います。


日本だと無宗教の文化なので大して見かけないから新鮮でした。大きい寺院だとマイクやスピーカーを使ってライブ会場みたいなノリでした。

日本ではありえない光景だね…
最初はびっくりするかと思いますが、郷には郷に従って、祈りの儀式に参加することも貴重な経験になります。

入学式の時も祈りの儀式があったけど、参加すると身が引き締まるので貴重な体験をさせて頂きました。
ギャップ7・選挙活動がすごかった
筆者がインドヨガ留学に行ってた時期は選挙があり、選挙カーが暴走族のように音楽を鳴らし、ガンガン走ってました。


選挙カーが暴走族のようにってどんな状況だよ!?

それだけ派手でうるさかった音が大きかったということで
日本と同じように小学校で投票を行いますが、屋台が出たり、行列ができるなど、一種のお祭りのようなイベントになっていました。

こんなに盛り上がっている選挙は初めてだったので、日本でもちゃんと選挙に行こうと思いました。
他の国の文化に触れると自分の国でも色々と考えさせられるきっかけになるかもしれません。
ギャップ8・ヨガのグル〇〇に手を出していた…
※ここからは闇の深い話になります…ヨガを純粋に愛する人にはすごいショックかもしれませんので、飛ばして読んでも大丈夫です。
自分がいたアシュラムでも流れた噂ですが、ヨガのグル(先生)が生徒に手を出したという話を聞きました。

それって怖いじゃん!
当事者本人だと思われるグルにお会いしましたが、噂を気にしていたせいか生徒には一定の距離を保って接してました(むしろまともそうな人に見えました)
ただ、ここからがヒドイ…
RYT200からRYT500を受ける間の休み期間に他のアシュラムにヨガを受けにいった時の話です。

そこのグルはヨガの指導はわかりやすく勉強にはなりましたが、後日カフェでごはん食べにいったら、女の子何人かと肩組んでハーレム状態になっていました。

しかもやけにボディタッチも激しく、筆者もナンパをされました(話を聞いているとその女の子たちはどうやらそこのアシュラムの生徒さん達でした)
ヨガのグル=聖職者というイメージはありますが、自分のアシュラムの生徒に手を出す人もいるということを目のあたりにした瞬間でした!

意外とネットでアシュラムの評判は英語ですが書いてあるサイトはたくさんあるので、手を出されたらどうしよう…という不安のある方は、事前にネットで調べることをオススメします!
インドヨガ留学を検討されている方は参考に
今回は日本とのギャップについて解説しましたが、こういったギャップも踏まえてインドヨガ留学を検討して頂ければと思います。

合わせて実際の授業やアーユルヴェーダ体験の記事も読んで頂くこともオススメします。
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