今、仕事を頂いているフィットネスジムやヨガスタジオが合わないから辞めたい・フィーも安いから上げて貰えないかなと思っている方いませんか?

フィーが1時間レッスン1000円で店長が小姑みたいにガミガミと色々と言ってくるから辞めたいな…
そんな時は契約書を見ましょう!

確か、レッスンする前にサインした気が…捨てちゃったけど何かあるの?
契約書はフリーランスにとってはとても大事なもので、辞める時のトラブルが少なくなる・フィーアップ、更には理不尽な目に合った時に助けてもらえることもあります。

今回はヨガ&フィットネスインストラクター歴10年以上の筆者が意外と軽視しがちな契約書について解説します。
何でヨガ&フィットネスインストラクターとして契約書が必要なの?
なぜ、インストラクターとしてオーディションが受かった後、フィットネスジムやヨガスタジオと契約書を交わす理由が3つあります。
1.契約内容の確認
オーディションの時に説明していなかった条件や守ってほしいことなどの確認で契約書を説明します。
【例】
・お客様との連絡先交換は控える
・辞める際は〇か月前に口頭か文書で申し出る
・レッスンをお休みする場合は代行をどのように出すか?
(自分で外部から探すかスタッフに申し出るかなど)
・競合店と契約していいかどうか?
・暴力団などの反社会的勢力と関わっているかどうか
など

反社会的勢力との付き合いは控えなさいと契約書に書いてあって、警察沙汰になって契約解除になったインストラクターの先生もいたことも…
契約書を確認しないとやってはいけないことをうっかりやってしまい、契約解除になる可能性もあります。
2.言った言わないを避ける
フィットネスジム&ヨガスタジオの責任者も人間なので、契約時に言い忘れることもあります。
契約書を渡すことによって、言った言わないのトラブルを防ぐことがお互いできます。
【例えば…】
・レッスン後、掃除をする(言わなかったから掃除しないでそのまま帰ることを防ぐ)
・レッスン後、人数集計表を書く(言わなかったから毎回空白の状態を避ける)
・月末に請求書を出す(言わなかったから提出忘れを防ぐ)
など…
フィットネスジムやヨガスタジオではインストラクターの先生にやってほしいことがあれば契約書にあらかじめ書いているところもあります。
3.自分やフィットネスジム&ヨガスタジオに何かあった時に守るため
インストラクターとして活動していると、パワハラ・いじめ・フィー未払いなどのトラブルがあり、最悪は訴訟に発展する場合もあります。
契約書があるとトラブルからインストラクター自身もフィットネスジム&ヨガスタジオを守ることができます。

実際に体験したことはないけど、契約書を弁護士の先生に持っていって、実際裁判を起こすことも可能です。

ひぇ〜物騒だー
何かあったら即活用!ヨガ&フィットネスインストラクターとしての契約書の活用方法
実際にこんなトラブルが起きたら使える契約書活用方法について解説します。
辞めたくなったら期限を確認
契約書には基本、在籍期間(いてほしい期間)と「契約終了を申し出るには○ヶ月前までに」と書いてあることが多いです。

フィットネスジム&ヨガスタジオの店長が嫌で辞める場合は即辞めるのではなく、契約書に書いてある期間を狙って辞めると後々トラブルが少なくて済みます。
フィットネス&ヨガ業界も狭いので、ボイコット・無連絡などで辞めると他の場所でも噂が広がるため、契約書に書いてある期間内に沿って辞めることをオススメします。
フィー交渉は契約書を見てから
基本フィーやフィーアップの査定条件も契約書に書いてあることが多いです。

もし、契約書にフィーアップの査定条件が書いてあってそれをクリアしててもフィーを上げてくれなかったら、契約書を見せてフィー交渉すると上げてもらえることも!
フィーなんて数年上がって無いよという方は一回契約書を見て頂くことをオススメします!
理不尽なお願いをされたら契約書を使って乗り切る!
ヨガ&フィットネス業界は常識ではありえない理不尽なお願いなどされることがあります。
【例】
・フィーを未払いされた
・暴力・悪口などのパワハラ的なことをされた
・レッスン以外で掃除・ビラ配り・受付業務などアルバイトがやるような業務をお願いされた
(しかもサービス残業的に)
など

インストラクターなのにビラ配りやれとか、レッスン後に残って30分間休憩室掃除をやってとか、次のレッスンがあるのに無給で理不尽なことをやらせようとすることもあります。
理不尽なお願いをされたら契約書を確認して「契約書に書いてません」と断りましょう!
実は裏を返して掃除・受付業・居残り残業などを契約書に盛り込んでやらせるところも…。

なので、次のレッスンがあって居残りできない!という場合は事前に契約書を確認し、責任者に契約書を見せながらどうしても無理と伝えると考慮してもらえることも…
何かあったら契約書を利用しましょう!
意外と軽視しがちな契約書ですが、自分のピンチも救ってくれることがあります。
・辞めたくなったら期限を確認
・フィー交渉で活用
・理不尽なお願いをされたら契約書を使って乗り切ることも
など

何かヤバいなと思ったら契約書チェックしましょう!
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