お金をかけずに勉強するため・合間の空き時間にスキルアップするには本を読むことが効果的です。

ただ、どんな本を読めばいいかわかんないよ。
筆者はヨガだけでなく、ピラティスやパーソナルトレーナーもやっているので8種類の本や雑誌を読んでいました。
【本】
・ヨーガスートラ&バガバッドギーター
・サイエンスオブヨガ
・ピラーティスアナトミィ
・ナビゲーション―触ってわかる身体解剖
【雑誌(+おまけ)】
・NEXT
・Tarzan
・Yogini
・Yoga Journalオンライン
実際に本や雑誌を読んで起きたことは3つになります。
・レッスンなどに活かすことができた
・お客様から信頼して頂き喜んでもらえた
・他のインストラクターとも差別化できた
など

現役ヨガ&ピラティスインストラクターである筆者が実際にヨガ&フィットネスの現場で活かすことができた本や雑誌を紹介します。
筆者個人の感想なので参考程度にして頂ければと思います。
インストラクターとして実際にスキルアップした本4選
筆者はインストラクターとしてスキルアップした本は4冊になります。
・ヨーガスートラ&バガバッドギーター
・サイエンスオブヨガ
・ピラーティスアナトミィ
・ナビゲーション―触ってわかる身体解剖
ヨーガスートラ&バガバッドギーター
ヨーガスートラとバガバッドギーターは有名な2大ヨガ哲学書です。

ヨガ哲学って意味不明だしレッスンでも教えないから意味ない気がする
確かに、フィットネスジムでヨガを教えているとジム側からも求められないからヨガ哲学を学んでも意味がないと考える方も多いのではないでしょうか?

個人的にヨガ哲学を学んでよかったことは「人生のうまくいくエッセンスが詰められているから」です。
ヨガ哲学は人生のうまくいくエッセンスが詰められているから
これから成功できます的な本を読もうかと思われる方もいますが、結局それらに書いてあることはだいたいがこのヨーガスートラとバガバッドギーターに描かれています。
例えば…、超有名人生成功哲学である「7つの習慣」とヨーガスートラでヨガを実践するための「ヨーガの八支則」と共通点を解説します(個人の解釈なのであくまでも参考程度に)
【例1】3つ目の習慣「最優先事項を優先する」
一部ですが、成長のカギである「緊急ではないけど重要なこと」である勉強・人間関係作りなどはの「八支則」の一部である「苦行(勉強・練習などの努力)」と「自己学習」に繋がります。
【例2】7つ目の習慣「刃を研ぐ」
「刃を研ぐ(肉体・精神などのメンテナンスの時間が必要であること)」は「八支則」の「非暴力(ここでは自分を無理して傷つけず労わる時間を作ること)」「苦行(ここでは勉強・練習などをメンテナンスとして行うこと)」にも繋がります。
実際に人生で色々な壁にぶつかってきましたが、結局自分をそれを乗り越える勇気・方法を与えてくれたのはヨガ哲学のおかげ。
色々な本を読んできましたがこのヨガ哲学には人生でうまくいくすべてのエッセンスはここに集約されています。
サイエンスオブヨガ
筆者は現場で姿勢改善・ボディメイク系のヨガを教えているので解剖学の知識は欠かせず、色々な解剖学の本やセミナーに行きましたが一番のオススメはサイエンスオブヨガ。

筋肉だけでなく、脳や内臓系の解説も多いので何でこのポーズを取るとこの効果かがわかりやすくなります。
フィットネスジムでヨガを教えている方には特にオススメです。
ピラーティスアナトミィ
ピラーティスアナトミィはピラティスのエクササイズがどの筋肉を使っているのかを学べる本です。

どの筋肉を使うのか、意識するのかが書いてあるのでレッスンはもちろん、パーソナルトレーニングの現場でも使えます。
BASIピラティスという流派の創始者が書いてますが、BASIピラティス以外のピラティスの資格を持ってる人にもオススメです。
ナビゲーション―触ってわかる身体解剖
ナビゲーション―触ってわかる身体解剖は身体を触り、使っている筋肉を把握するためのポイントが解説されている解剖学の本です。

ペアでやることを推奨しているけど意外と一人で身体を触って勉強ができます。
この動きをしたらどの筋肉が動くかを把握するとヨガやフィットネスの指導でも生きてきます。
ぜひ本を見ながら自分の身体を触ってみてはいかがでしょうか?
インストラクターとしてスキルアップした雑誌3選+おまけ
次は最新のトレンド・情報が載っている雑誌。今回オススメするものが3冊+おまけ。
・NEXT
・Tarzan
・Yogini
・Yoga Journalオンライン
NEXT
インストラクター・トレーナーを応援するキャリアアップマガジンをコンセプトにフィットネス業界全般を載っている専門誌です。
【載っているおもな内容】
・フィットネス業界の最新情報やトレンド
(今は○○が流行っている・これからこれが流行る可能性ありなど)
・資格&求人情報
・フィットネスグッズの情報
など
ちなみに完全無料でインターネットでも読むことができます。
Tarzan(ターザン)
「快適な生活のためのフィットネス!」をコンセプトに発行されてる超有名フィットネス雑誌です。

とはいっても雑誌だから内容が浅いんでしょ?
ターザンの監修・ライターはフィットネス業界では超大物と呼ばれてる有名トレーナー&インストラクターがメイン。それぞれの専門家も記事監修を担当しているので専門誌顔負けの内容。
おまけに、今の流行に合わせた特集も組むので最新のフィットネスの情報や流行りのダイエットなどの情報も徹底解説しているため、フィットネス&ヨガの現場で活かすこともできます。

フィットネスクラブ正社員時代にターザンとNEXTを読んでおけば仕事に活かせると言われてたので、さらっと読んでおくだけでもお客様との会話が盛り上がったりアドバイスが的確になることも。

Yogini(ヨギーニ)
ポーズや思想、食生活やダイエット、ファッションやアイテムなど、ヨガにまつわるすべてを美しい写真と情報で網羅するヨガ専門誌です。

確かに写真はきれいだけど、内容が浅いんじゃないの?
意外や意外、現役ヨガインストラクターでも苦手な哲学・瞑想・解剖学はもちろん、アシュタンガヨガやアイアンガーヨガなどヨガマニアにはたまらないヨガ流派についてを専門家・超大物ヨガ講師が超本格的に徹底解説します。
たまにヨガインストラクターのビジネス講座や養成コースなどを徹底解説&特集も組まれることもあり、ヨガインストラクターとして生活したい人には嬉しい情報が載っていることも。

おまけ・Yoga Journalオンライン
余談ですが、Yoga Journalオンラインという雑誌もヨガ業界のトレンド(ウェアだったり、新しい流派だったり…)を把握するにもオススメ。

ただし、インストラクターとして生活していく情報を得るにはYoga Journalオンラインというウェブサイトの方が情報が充実しています。

本や雑誌から学び、現場に活かしましょう!
実際に本や雑誌から学んだため以下の3つのことが起きました。
・レッスンなどに活かすことができた
・お客様から信頼して頂き喜んでもらえた
・他のインストラクターとも差別化できた
これらすべて解説します。
レッスンなどに活かすことができた
レッスンの組み立て方の飽き防止・雑談のバリエーションが増えるなどでレッスンなどに活かせることができます。
レッスンの組み立て方の飽き防止
本や雑誌などの知識を学ぶと今までの自分に無い発想や知識を学ぶので、レッスンの流れの組み立て方などのバリエーションが増えて飽き防止に繋がります。
雑談のバリエーションが増える
よくヨガの先生でレッスン前に雑談される方も多いかと思います。
本を読み・雑誌で最新知識をアップデートすることでレッスン前の雑談のバリエーションが増え、お客様に楽しんでもらえることができます。

ただし、フィットネスクラブなどの「身体を動かすことがメインのところ」だとレッスン前の雑談はわずらわしく思われる場合が多いので、フィットネスクラブではレッスン前の雑談を避けることをオススメします。
お客様から信頼して頂き喜んでもらえた
インターネットなどで検索できないような知識も本や雑誌だとディープに載っているため、お客様から「おーっ」と反応を頂くこともあり、「あの先生は○○の分野に詳しい」と信頼してもらえることも。
一歩リードした知識を知っているとそれだけで常連様になってもらえる可能性も高まります。
他のインストラクターとも差別化できた
本や雑誌でディープに学ぶと読んだ本の分だけ知識が深くなり、他のインストラクターよりも差別化できます。

ひとつの分野を本や雑誌、よく言えばワークショップに行ったり・別途資格を取るとブランディングに繋がるのでその分仕事が増えたり集客力アップに繋がることも。
合間時間などに本や雑誌を読んで現場に活かせるインストラクターに目指していきましょう!
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